うごくのを待つ。

しごとば、ナノグラフィカで

月に一度、リーディングの会というのをやっています。

自作の脚本を持ち寄って、

書いた人がその場に居る人を指名して配役し(たまに断られたりもする)、

読み合い聴き合うという会です。

 

もともとお話を書いたりするのはとても好きだけれど

毎月新しい部分を持って来るってなかなか大変。

でも、同じ条件下で毎月書いて来るメンバーがいるので、

自分ばっかり忙しいとは言えない(といいつつそんなことが嬉しい)会なのです。

 

 

登場人物が自分で動くのを待つのが

一番大事で

お話をすすめるのは私ではないようです。

私がかれらを引っ張ってしまうと

とたんに彼らは地面に還ってしまうのでした。

ということに最近気づきました。

 

「このシーン」「このひとこと」のところまで

彼らがうごいてゆくのを

じっと待って

行こうよと誘って

なかなか行かないから

なかばあきらめて放っておいたら

いつの間にか先に行っていたりして。

 

なんだか楽しくやってます。

 

 

 

 

 

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